腰の痛み


腰が痛くなる原因は様々です。多くは日常生活での疲労やスポーツでのケガなどですが、重い物を持ち上げた時やくしゃみをしたときになるぎっくり腰などの急性のものもあります。理由は様々ですが共通する点があります。ゆがみ、筋疲労、生活習慣です。腰の痛みは骨盤と腰椎と呼ばれる背骨のゆがみが関っており、原因のほとんどがこれになります。筋疲労のみで痛みがある場合はかるくほぐしただけで改善されますがほぐしただけでよくならない場合はゆがみも必ずあります。ゆがみは繰り返し同じ動作をすることや、日常生活の癖によりできます。骨盤は半関節と呼ばれ、関節という名前が付いていますがほとんど動かない関節です。しかし長い時間負荷をかけていけばゆっくりゆがみが生じます。そういったゆがみは自分の癖となり自身で治すことはとても困難です。ゆがみが筋肉や靭帯、神経などを圧迫し痛みを生じさせるケースがほとんどです。厄介なことにレントゲンなどでは判断しにくくほとんど触診などでゆがみを見つけないといけません。腰痛といってもすごく奥が深いです。

腰が痛くなってしまったら接骨院で治療

当院で行う腰痛の治療は症状に応じて違います。腰痛はすべて骨盤矯正で治すといいう治療院もあれば電気のみで治療するところもあります。当院では症状に応じて鍼治療、骨盤矯正、動体療法など症状やご希望によって治療内容を変えております。ぎっくり腰などの急性の痛みに対して骨盤矯正などをするのはあまりよくありません。本来のゆがみが見えなくなってしまうからです。急性期の痛みに対しては鍼治療をすることが多いです。鍼治療は針独特の調整作用で内臓の状態・筋肉の状態を改善し、痛みを取り除きます。長期間痛みが続いている場合はゆがみを見てから骨盤矯正をさせていただくことが多いです。ゆがみの治療は痛みの根本に対して行いますので腰痛が再発することがほとんどありません。急性の痛みが引いた後に骨盤矯正をする患者様もたくさんおられます。

通院事例

当院には明石市にお住いの腰痛に悩む患者さんが多数来院されますので、その通院事例をご紹介させていただきます。

ゴルフのスイングで腰に痛み

ゴルフをしていて腰を捻った30歳台の男性。朝早くからゴルフでコースを回っているときにドライバーでスイング。スイング時に激しい腰の痛みに襲われ、そのままコースを離脱し当院に来院されました。当院に来られたときは歩くのも辛そうな感じで、とにかく早く痛みを緩和するために鍼治療を行いました。スイングした時は腰と股関節周りの筋肉を傷めることが多いのですが、まさにその通りでした。鍼治療後は痛みは残るもののスムーズに歩けるようになっていました。お話を聞くとウォーミングアップが不十分な状態でプレーされたとの事で最近は特に運動不足気味だったそうです。筋力の低下や準備がしっかりしていないと筋肉が強烈な回旋運動についていけずに部分的に筋断裂を起こしてしまい激しい痛みに襲われます。また骨盤のゆがみもありましたが痛みがきつかったので当日はゆがみの治療は行わず、痛みが取れてから根本を治す為に骨盤矯正を行いました。

どこの病院でも原因が分からない腰痛に悩んでいた

いろいろな整形外科、接骨院に通院したがなかなか痛みがよくならない60歳代女性。
病院でレントゲンをとっても少し腰椎の間が狭くなっているが異常がないと言われたが一日中何をしていても腰が痛いということで来られました。いろいろな病院でMRI、CT、レントゲンをとっても異常が見当たらず、接骨院に行ってマッサージなどを受けても痛みが変わらないとのこと。当院では問診・触診の結果右の骨盤にゆがみがあり矯正をすることになりました。矯正後は動きがよくなり、次の日には痛みもかなり取れましたと笑顔でおっしゃられていました。痛みがとれないまますごく不安だったようですが、何度か治療を受けて頂き日常生活になにも支障が出ないほどに回復されました。下肢の筋力低下が見られたのでトレーニングを指導し経過観察を行いました。三ヵ月後には痛みは完全に取り除かれたとのことでした。

スポーツで腰の痛みがひどくなった

部活動でバレーボールをしている中学生の男の子が来院。初めはジャンプをしたり、中腰になると腰に違和感を感じる程度だったが、症状は悪化し痛み止めを服用しないとプレーが出来ないほどになった。初めに整形外科に行きレントゲン・MRIを撮影したが異常は無く湿布と痛み止めを処方されただけだった。当院来院時は腰・股関節・背中周りの筋肉の緊張が激しく、それに伴い関節の動きも悪くなっていた。腰というよりも股関節(臀部)の筋肉の張りが著しく中腰や前かがみが辛い状態だった。バレーの選手は前かがみになることが多く骨盤が前傾しそれにより腰椎の湾曲がきつくなり腰痛を発生する人が多い。この患者様もそのような所見が診られたので、骨盤矯正と背骨矯正、股関節周りの筋肉に鍼通電治療を行った。筋肉の張りが激しい為鍼は2・3回続けて行ったが、筋肉の張りはしっかりとれ動きもよくなった。骨盤矯正は6回ほど続けて行ったが前傾もしっかり戻すことが出来た。患者様自身も痛みを感じることが無くプレーできるようになったとうれしそうにされていたのがとても印象的だった。

その他の腰の痛みで悩む患者さんの症例

簡単にできる腰痛対策

腰痛にならないためにまず出来ることは体を冷やさないということです。特に足を冷やしてしまうと冷えた血液が腰に流れて、腰の深部の筋肉が冷えてしまいます。腰痛のほとんどの原因は腸腰筋とよばれる腰の深部の筋肉の緊張から始まります。腸腰筋とは背骨と骨盤を結ぶ筋肉であり、ここが冷えて硬くなってしまうと腰の動きが悪くなってしまいしゃがんだ時や前かがみになったときに関節が筋肉の牽引力に耐えられずぎっくり腰などを発症してしまいます。腸腰筋は一人で行うストレッチではなかなかほぐすことが出来ず、ケアすることが難しい筋肉です。腸腰筋が張る前に足を暖めて血行を良くしておくことがまずは腰痛にならないためにしていただきたいことです。