陸上、野球、サッカー、水泳、バレーボール等々様々なスポーツに付き纏うのがケガです。スポーツ傷害には疲労やオーバーワークからくるヘルニアやシンスプリントなどの症状と、捻挫や急性の腰痛や首痛など様々な症状があります。一般的に骨折・脱臼・打撲・捻挫・挫傷は健康保険が適応となります。ヘルニアや腰椎分離症等々継続的な負荷がかかり痛み等が生じた場合は整骨院では保険適応外となり自費での施術になります。しかしながらヘルニア等で病院でできる施術は投薬がメインか重度であれば手術になります。
当院を含め整骨院・接骨院には技術勉強に多くの時間を割いているので自費でありながらもヘルニアなどの重度の腰痛を改善させる事例もたくさんあります。スポーツをされている方で手術を受けたくないという方は一度ご相談いただければと思います。程度によっては症状を寛解させる可能性が高いです。
整骨院での保険施術内容
①電療法
干渉波・低周波も用いて皮膚・筋肉に電気を流します。電気を流すことによって神経にブロックをかけて一時的に痛みを緩和します。
②温・冷罨法
患部にホットパックや赤外線を当てて血行を改善し組織の新陳代謝を促進するのが温罨法。急性以降での症状で用いることが多いです。逆に冷罨法は炎症反応が起きている患部に対して氷嚢などを当てて血管を収縮させ炎症の進行を抑えます。捻挫やぎっくり腰・肉離れの初期に行うことが多いです。
③整復・固定・施療
整復とは脱臼や骨折などを正常な位置へと戻す手技です。固定は整復した脱臼や骨折をギプス・副木・包帯などを使って動かないようにすることです。施療は捻挫・打撲・挫傷が生じた時に初めにする処置でありテーピングなどを指します。
④後療
2回目以降の施術のことです。脱臼・骨折は医師の同意が必要になります。後療では初回のようにテーピングでがっちり固定というよりも、炎症後の血行不良を改善したり可動域の訓練を行うことが多くなります。
当院の整体施術や自費施術
①骨盤・姿勢矯正
骨盤・背骨が歪むことにより体のバランスが悪くなります。バランスが悪くなることで特定の場所に負荷がかかり痛みの原因になる。マッサージや電気は負荷がかかって痛めている場所の施術だが骨盤矯正は痛みの原因を施術するため根本からの施術が可能。再発防止や痛みが早期に取れやすい。
②鍼施術
特にぎっくり腰や寝違えなど急性の痛みに効果が強い。また頑固な腰痛などの場合は骨盤矯正と併用することで効果が増幅する。局所の血行を改善し痛みを早期に取り除くのにとても有効。
③その他
産後の骨盤矯正やO脚矯正など様々なメニューが存在し患者様のニーズに合わせてメニューをご提供致します。
当院で施術することが多いスポーツ傷害
腰痛(ヘルニア・腰椎分離症・滑り症)
ひどい腰痛や下肢への痺れの症状が多く、酷くなると歩行すら困難になることもある。野球やゴルフ、柔道など体を捻ることが多いスポーツに多発する。骨盤矯正や鍼施術で改善することが多いが重度の場合は手術が必要になることも。
膝痛
テニスや陸上競技、バレーボール、バスケットボールや野球で膝を痛める方が多くいらっしゃいます。柔道や組み手などで靭帯を断裂するケースなどもあり。バレーボール・バスケットボールなどジャンプすることが多い競技に多発するジャンパー膝や走ることが多い方にはランナー膝など膝痛と言っても多くの疾患名があります。靭帯の断裂や半月板などの損傷は手術が必要になりますがレントゲンを撮っても異常がない場合であれば改善する確率は高いです。
肩痛
野球や水泳、バレーボールに多いです。学生で怪我の原因はほとんどがオーバーワークか投球フォームなどが悪いことです。30歳代以降は頻繁にされている方はオーバーワーク、週に1回や月に1回だけと言う方は筋力低下も考えられます。軟骨や関節唇の損傷は手術が必要になりますが、オーバーワークは筋疲労を取り除くのと運動メカニズムが悪くなっていることが多いので全身のバランスを整えるため骨盤矯正も行います。
肘痛
テニス肘や野球肘などが代表例ですがゴルフ肘や卓球でも痛められる方がいらっしゃいます。テニスや野球・卓球はオーバーワーク・勤続疲労が原因ですがゴルフ肘ではダフしてしまったときに衝撃が肘に伝わり痛めることが多いです。肘の痛みには鍼施術がよく効きますが、肘の靭帯を断裂してしまった場合は大谷翔平選手のようにトミージョン手術が必要になります。