「歳を取ってから爪が巻いてきた」
「爪が厚くなり、自分で切れなくなった」
「歩くと親指が痛い」
このようなお悩みを抱える高齢者の方は少なくありません。
実際に巻き爪は高齢になるほど増えやすい足のトラブルの一つです。放置すると歩行障害や転倒リスクの増加にもつながるため、早めの対応が重要です。
今回は、高齢者に巻き爪が多い理由や予防法について詳しく解説します。
巻き爪とは?
巻き爪とは、爪の両端が内側に湾曲し、皮膚へ食い込もうとする状態です。
初期は違和感程度ですが、進行すると
- 歩くと痛い
- 靴を履くと痛い
- 爪の周囲が赤くなる
- 炎症や化膿を起こす
などの症状が現れることがあります。
特に高齢者は症状が進行してから気付くケースも少なくありません。
高齢者に巻き爪が多い理由
① 歩く機会が減る
巻き爪は「爪への適度な刺激不足」が原因の一つと考えられています。
健康な爪は、歩行時に地面から受ける適度な圧力によって平らな形を保っています。
しかし、
- 外出頻度の減少
- 運動不足
- 足腰の衰え
によって歩行量が減ると、爪に適切な刺激が加わらず巻きやすくなります。
② 足指の筋力低下
加齢に伴い足指の筋力は低下します。
足指をしっかり使えなくなると、
- 浮き指
- 重心バランスの乱れ
- 歩行機能の低下
が起こり、巻き爪のリスクが高まります。
③ 爪が厚くなる(肥厚爪)
高齢者では爪が厚く硬くなる「肥厚爪」を併発することがよくあります。
厚くなった爪は変形しやすく、巻き爪へ進行するケースも少なくありません。
また、爪が切りにくくなるため適切なケアが難しくなります。
④ 自分で爪を切れなくなる
高齢になると、
- 腰が曲がる
- 膝が痛い
- 視力が低下する
などの理由で足の爪を十分に確認できなくなります。
その結果、
- 深爪
- 切り残し
- 爪の変形
が起こりやすくなります。
⑤ 血流の低下
加齢とともに足先の血流が低下しやすくなります。
爪の成長環境が悪くなることで、正常な爪の形が保てなくなることがあります。
高齢者の巻き爪を放置するリスク
高齢者の巻き爪は単なる爪の問題ではありません。
放置すると、
- 強い痛み
- 陥入爪
- 炎症
- 化膿
- 歩行障害
- 転倒リスクの増加
につながる可能性があります。
痛みをかばった歩き方が続くと、膝や腰への負担も大きくなります。
特に注意が必要な方
以下に当てはまる方は早めのケアをおすすめします。
- 70歳以上
- 糖尿病がある
- 外出機会が少ない
- 爪が厚くなっている
- 自分で爪を切れない
- 歩行時に足の指が痛い
糖尿病の方は小さな傷でも重症化する可能性があるため注意が必要です。
高齢者の巻き爪予防法
正しい爪の切り方
爪の角を切りすぎず、まっすぐ切るスクエアカットを意識しましょう。
足に合った靴を選ぶ
つま先に適度な余裕があり、足にフィットする靴を選びましょう。
適度に歩く
無理のない範囲で歩く習慣をつけることで、足指や爪への適切な刺激が期待できます。
定期的な爪のケア
自分で切るのが難しい場合は、専門家による定期的なケアを受けることも大切です。
明石市で高齢者の巻き爪にお悩みの方へ
高齢者の巻き爪は早期対応が重要です。
「年齢のせいだから仕方ない」と諦めてしまう方もいらっしゃいますが、適切なケアによって痛みの軽減や再発予防が期待できます。
当院では巻き爪だけでなく、
- 陥入爪
- 肥厚爪
- 爪切りのお悩み
- 足のバランス評価
まで含めてサポートしております。
明石市で巻き爪・陥入爪・肥厚爪などの爪トラブルにお悩みの方は、お気軽にご相談ください。
歩くことは健康寿命を支える大切な要素です。足元のトラブルを放置せず、快適な毎日を目指しましょう。









